IA 〜世界と向き合おう 見つめよう自分〜

 今日は、越村教諭によるIAの2回目。

この日のテーマは「文字について考えよう」です。



「もしも文字がなかったら、どうでしょうか?」

越村教諭の突然の投げかけ。班で話し合います。




さて、この辺の話し合いは、さすがに慣れたものです。
みんなそれぞれに意見を出している様子。


さて、どんな答えが出たかというと・・・



・不便  ・しゃべるしか手段がないと、多くの人に伝えることができない
・記録に残すことができない

なるほど、どれも的を得た答えですね。
文字が読めないということは、とても不便だということはみんな分かっているようです。


さて、スリランカに住んでいるわたしたちですが、
公用語であるシンハラ語の標識をたくさん見かける割には、
きちんと読める日本人はあまりいません。



・・・ということで、今日は
「自分の名前をシンハラ語を書いてみよう」!!

まずは先生がお手本。


ジャーン!!! 


う〜ん、なかなかきれいに書けているのは分かるけれど、
なんて書いてあるのかさっぱり分かりませんね・・・

実はシンハラ語は日本語に近い言語と言われていますが、
母音の数は日本語よりも多く、12音もあるということです。
微妙な母音の発音のちがいが文字にも表れるという点から、
「あ」「い」「う」「え」「お」の5つの母音しか持たない日本語を話す日本人にとって、
なかなか正確な表記をするのが難しい言語でもあります。

でも、今日はそんな課題を克服すべく・・・


こんなものが用意されました。この表を見ながら、自分の名前を書くというわけです。
しかし、いざ手に取ってみても、今度は書き順が分かりません。

そこで!!



今回も、用務員さんやバスドライバーさんをゲストティーチャーに迎え、
グループごとに担当してもらって書き順を教わりました。



書けてる 書けてる。



シンハラ文字を書きながら、こんな声が聞こえてきましたよ。

「ムズ!」 「チョーへんになったぁ!」 「シンハラ文字って、丸っこいね。」
「1つ書けたぁ!!」 「似た文字があるね」  「もっと書きたい!」

いずれも率直な子どもたちの声ですが、みんなとてものめり込んでいました。


子どもたちの書いたものを見せてもらうと・・・



いや、子どもたちの吸収力は素晴らしいですね!!
みんな見事に書けていました。




中には、もう書き方を覚えたと言って、黒板にすらすらと書く子もいました。


文字がないと、いろんな問題が起こってきます。
言語の減少(消滅)、識字率の問題、途上国の乳児死亡率・・・
これらすべての問題は、文字(識字)と無関係ではないことも学びました。

授業を通して、文字と自分の生活とのかかわりを考えることができました。







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